北アメリカ星雲の編集にあたりごぞごぞしたことをまとめておきます。
まずはこの画像
これだけ見ると公開したものなにが違うの?って感じですが
2枚を交互に見ていただくと違いが見えてくると思います。
色が違うといいますか、このボツになったのはちょっとかぶりがあり
ぼわ~んって感じなので、このかぶりを除去したのが公開したやつです。
かぶりは定番のFLatAideを使えばいいのですが
なぜだか私のPC1号Windows764bitではOutOfMemoryのエラーがでて動かないんです。
PC2号Windows764bitではFlatAideは動くので環境の問題だと思ってます。
よーくみるとかぶりといいますか、緑が強いように思えてきまして
この緑だけを除去すればもしかしてかぶり{とれるんじゃね?}高校生風で
ということで緑除去のマスクつくりに成功したのでした!
この緑は赤い星雲の上にのっかってるので星雲をマスクすると赤までが薄くなるので
なかなか緑だけ抜くのはね。。。。。。。。。。
そうだ!チャンネル減算マスクで赤は赤チャンネルー緑チャンネルなので反対にすればいいんだ!
など試行錯誤してたら偶然これできたですよ(笑)
ポイントは「マスク」にチェックを入れることです。
これチェック入れないとほぼ黒になり効果ありませんでした。
このマスクでトーンカーブ→グリーン→おもっきり下げ
ただし、下げすぎると赤が強調され全体が赤っぽくなるのでそのへんはいい塩梅で
するときれいに緑だけが抜けて公開したものになったというわけです。
Photoshopって面白いなぁと改めて思いました。
元画像の話
これがダークもフラットもしていない元画像1枚です。
黄色の枠を切り出したものがこんなの

この日は暑いし湿気多かったしノイズは仕方ないですね。
冷却があればなぁと思いました。
こっちがRStackerでダークフラット処理後
同じ位置を切り出すと

綺麗に除去されてますね。
この画像が作成できるようになってだいぶ処理が楽になりました。
RStackerの作者様ありがとうございます!!
これをPhotoshopCCのスクリプトで合成しスマートオブジェクトの画像スタック平均で
スタックしCamerarawフィルタで調整した後にマスクでごぞごぞです。
スマートオブジェクトのCameraRawフィルタだと設定が残っているので
やり直しがなんどでもできるのがいいですね。
満月期です。昨日はブルームーンってことでしたので
月を撮影しましたがぜんぜんだめだめなのでボツでした。
ストックもなくなったので来週までおとなしくしておきます!
来週は八塔寺星祭りです。そしてびっけパパさんは富士山へアタック前日だそうです。
晴れるといいなぁ
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頑張っておられますね。
FlatAideの問題は、星像検出の時にシェーディング画像ビニング倍率を「2」にすると回避できる場合がありますよ。
特定のチャネルだけを処理したい場合には、次のような手もありますよ。
Photoshopで通常の処理レイヤを作って、そのレイヤの右端あたりをダブルクリックするとレイヤースタイルというウィンドウが表示されます。
高度な合成のチャネルのところを見るとRGBの全てにチェックが入っているはずです。
そこでG以外のRとBのチェックを外すと、Gのチャネルだけに処理が適用されるようになります。