9月3日(土)に八塔寺望ヶ丘キャンプ場に建設していた天文台に
 赤道儀と望遠鏡が設置され天文台が完成となりました。

 この建設は多くの方々が各自得意分野を持ち寄りなんと手作りで建設されました。

 天文台建屋
天文台移動式建屋
 
 天文台といえば屋根のドームが開くというのが定番ですが
 望ヶ丘天文台では、建屋自体が横にスライドするというとてもダイナミックな作りです。
 屋根までの高さ4m重さは数トンありますが、これを一人で動かすことができます。

 設置された赤道儀と望遠鏡
赤道儀と鏡筒

 赤道儀ユーハン工業さんのU-5000というモデルですが、
 量産品ではなくこの天文台用に製作していただきました。
 
 主鏡は40cmRC(リッチークレティアン)
 副鏡は20cmRC

 なんとこの副鏡の役目はバランスウエイトとのことで
 ガイド鏡に使うだの使わないだの。。。。
 
 主鏡1
鏡筒1

 主鏡2
鏡筒4


 副鏡
鏡筒2
 
 驚くのはこの設置の精度ですが、クレーンでさくっと設置しただけのときでさえ
 眼視レベルで星はずれることなく追尾されてました。

 さらにそこから4時間ほどかけて微調整が行われたわけですが
 ここで神降臨
 昨日は台風が接近で天気はくもりまたは雨という予報でしたが
 微調整をかける方向の空は常に星が見えてるという状態でした。

 おかげさまでファーストライトは火星、土星を工事関係者、見学者の方で楽しむことが出来ました。

 今後はこの天文台が主力となり八塔寺星を観る会では定期観望会、星まつりなど
 活動を行うことになります。
 ※私設天文台のため、観望会、星まつり、八塔寺星を観る会のスタッフがいるとき(不定期)のみ稼動となります。

 設置記録を「八塔寺星を観る会」のフェイスブックにてタイムラプスで公開中です。
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