火曜日の夜は天気がとてもよく
 自宅のベランダからでも星が見えました。

 そこで前々からやってみたかった
 Higlasiのドリフト法を試してみました。

 テスト条件
  ・名古屋の自宅ベランダはすごい光害です
  ・ベランダは東向なので北極星は見えない
  ・カメラはCanonEOS KissX4(改)
  ・レンズはEF70-200mmF/2.8(200mm)
  ・ドリフト30を使用
  ・結果画像はISO200 F11 180秒露光 光害すごいので・・
   光害フィルタは無し(ToT) サンタさんが届けてくれないかなぁ

 まずは適当に位置合わせしている画像
元画像

 初期状態はこんな状態です。
 トリミングすると
元

 これをドリフト法で確認するとこんなの
 ※写真がわからなくなったのでもしかしたら違うかも^^;
元ドリフト


 ここから東西の位置を調整します。
 修正後のドリフト画像
ドリフトB1

 この時の結果画像
中間画像

 トリミングすると
結果B1

 なかなかいい感じですかね。

 さらに東西の位置調整
 修正後のドリフト画像
ドリフトC1

 その結果
結果画像

 トリミングすると
結果C1

 この状態で300秒露光
結果300

 トリミングしてみると
結果C300

  まずまずですかね。
  上下(高度)の位置合わせが課題ですが
  Higlasiの35°底なので基本的には水平にしていたら
  大丈夫程度かと思っています。

  今回、試してみて思ったこと。
  ドリフト法で設置した場合は撮影対象ごとに
  ドリフト法でズレを確認するべき。
  なぜかというと、この公開しているオリオンの画像前に
  木星付近でドリフト法にて位置合わせを行い180秒では
  星が流れてないことを確認していました。
  その後、対象をオリオンに変更したところ最初の画像状態なのです。

  ということから、今後の設置手順を以下にしようかと思っています。
  ①まずはDPPAで極軸を合わせる ※北極星が見えるとき
  ②撮影対象へカメラを向ける
  ③ドリフト30で位置確認
   ズレていれば補正
  ④撮影開始
  ⑤撮影対象を変える場合は②からの手順で

  今回の練習はここまで!

  編集後日記
   しかし、名古屋市内で超光害でオリオン大星雲が
   撮れたことは驚きです。光害フィルタ入れるともっと
   いい感じになるように思えてきました。最近、光害フ
   ィルタ入れたほうがはっきりくっきりになるというような
   記事も見ましたのでLPS-P2をサンタさんがプレゼント
   してくれるのを楽しみにしておきます。
   それと自由雲台を変更してからEF70-200+カメラが
   とても落ち着きました。Higlasiの耐荷重は3.5kgと言
   われていますから前回のように70-200+2倍テレコンで
   極軸合わせたら400mmは行けそうです。この秋、冬で
   オリオン、アンドロメダ、すばるを狙ってみたいと思います。
   またM33はカメラレンズの方がいいとか言われたりしてますから
   これも対象にしてみたいですね~

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